急激に悪化する我が家のネット速度
2020年3月頃から我が家の通信環境が急激に悪化した。それまでは混雑する時間帯でも有線もWi-Fiでもだいたい70〜80Mbpsくらいの速度は出ていた。深夜早朝など空いている時間帯で130〜180Mbpsと結構ストレスなく使えていた。
そう、ここ10年くらいネット環境の変更を検討する必要がないほど安定していたのだ。
急激な速度低下の理由
学校休み、休業要請、ステイホーム、自宅待機、テレワーク、間違いなくこれが原因。日本国民殆どの方が在宅し、家でのネット視聴時間、使用頻度が爆発的に増加したので仕方ないのである。
仕方ないのだけれどネット速度の低下でも我慢できる限度がある・・・・そう、我が家のネット速度は昼過ぎになると 1〜5Mbpsと10年以上前の速度かYO!というほどの超低速化してしまったのである。
1.44ってフロッピーみたいw
いや、そんなことより有線接続でこの速度は本当に何も出来ない。YouTubeも低画質じゃないと無理、ネットフリックスはグルグル回って視聴できない。
そんなわけでネット回線を再検討することにした。
必要なのは 光回線+ひかり電話+ひかりTV
我が家の環境は
- フレッツ光
- ひかり電話
- フレッツTV
フレッツTV環境はスカパーアンテナが設置できない方向にベランダがあるので、スカパー視聴のためにはフレッツTVが必須なのである。
え?スカパーが必要な理由?それは「サッカー観るため」だけです。
Jリーグのリーグ戦はDAZNだけど、天皇杯やルヴァンカップ、ACLの放映権をDAZNは取得していないので、それらはだいたいスカパーでの中継になるのでスカパー環境はまだ捨てられないのである。オフシーズンは未契約なんですけどね。
ドコモ光 とくとくBB V6プラス に決めた。
上記の環境そのまま継続が望ましい・・・プロバイダー変更だけで行けないかな・・・といろいろ検討した結果 V6プラスの環境にしようと決めました。ついでにドコモ回線もあるので、フレッツからドコモ光に変更した上でV6プラス対応プロバイダーへ変更します。
そこで最終的に決めたのはGMOとくとくBBのドコモ光の組み合わせでのV6プラスです。フレッツ光からドコモ光への転用の利点
- 解約金も発生しない
- 工事も不要
- オプションサービスがそのまま継続できる(一部対応していないものもあり)
- 今の環境をそのまま移行 切り替えリスクが少ない。
とくとくBBにした理由は「なんとなく」「Wi-Fiルーター無料レンタル」です。あとは速度が比較的出るという書き込みが多かったので、それを信じてみました。
フレッツ光からドコモ光へ 転用手続き
詳しくは以下に記されているので、その流れで転用手続きを進めます。
プロバイダーとNTTからの連絡や、こちらから連絡しないといけないこともありますが、それほど混乱することなく手続きは完了(現在の新型感染症やゴールデンウイークの時期もあり若干電話での連絡が繋がりにくい事はありました。)。そして工事日が決まります。実際に訪問しての工事は行わないので切り替え完了日というところでしょうか?だいたい最速で二週間前後というところでした。
無料Wi-Fiルーター申し込み
転用手続き、工事日の決定などが終わるとしばらくすると携帯のショートメッセージに無料Wi-Fiルーターレンタルの申し込み方的な通知が届きます。
NEC Aterm WG2600HS
今回無料レンタルで選んだ機種はAterm WG2600HSです。
V6プラス対応ルーターです。この機種選んだ理由は、おすすめ機種でこれが表示されたからです。ただ数日後には別機種がおすすめされていたので、特に理由はなく選んでいますが、スペック観る限り問題は特になさそうです。
そして開通へ
そして工事日が訪れます。まずは接続するためにいろいろ今の状態をリセットしないとV6プラスには繋がりません。
ちなみに工事日として設定された日はV6プラスは繋がりません。翌日にGMOBB側のV6開通手続きが完了してから初めてV6、V6プラス接続も行えるようになりますので注意。それまではGMOBBから送られてくるv4接続アカウントを使用し接続しておきます。(しかしこれがむちゃくちゃ遅かったw)
- NTTからレンタルしているひかり電話、ひかりTV対応の「PR-S300NE」をリセット。
IPv4 PPPoE接続設定を消さないと繋がらないということかな?そんなわけで電話以外の設定を初期化というので私は行いました。
PR-S300NEは「http://ntt.setup/」or「http://192.168.1.1」で接続されます。
- レンタルルーター Aterm WG2600HS をルーターモードでPR-S300NEに有線接続。
自動で認識し、接続モードを設定してくれまます。v6プラスがつながっていると判断されると自動で設定されv6プラスモードで通信が始まります。
自動で判定され開通すると以下のように表示されます。
Aterm WG2600HSは「http://192.168.10.1」で接続されます。
装置名 | ATERM-Axxxxx |
---|---|
動作モード | v6プラス |
IPv4接続状態 | IPv4インターネット利用可能 |
IPv6接続状態 | IPv6インターネット利用可能 |
ECOモード | 停止中 |
V6プラスで本当に接続されたのか確認
本当にV6プラスで開通しているかを確認します。
判定したい環境で以下のサイトにアクセスで確認できます。
この様に表示され、V6プラスでの接続を確認できました。
速度計測
実際にどのくらいの速度で接続できているのかを継続します。これはその判定サイトに寄って誤差もあるので参考程度にどうぞ。
- 判定アプリ:SpeedTest by Ookla(Mac アプリ)
- 機種:iMac5k 2014
- 接続:有線
左が深夜早朝など空いている時間帯。 右が比較的混んでいる時間帯。
V6プラスに変更したことで非常にネット環境が快適になりました。開通してから半月ほど経ちますが、混雑する時間帯でも通信速度が急激に遅くなるようなことはなく、変更してよかったと思えます。ただV6プラスも利用者が爆発したら遅くなるのかもしれないですが、しばらくはこの環境で満足できそうです。
他サイトでも計測
- 計測サイト:みんなのネット回線速度
- 機種:iMac5k 2014
- 接続:有線
種類 | IPv4接続 | IPv6接続 |
---|---|---|
接続方式 | IPoE + IPv4 over IPv6(v6プラス) | IPoE(v6プラス) |
Jitter | 0.98ms | 1.39ms |
Ping | 7.0ms | 5.0ms |
下り | 499.11Mbps(非常に速い) | 807.28Mbps(超速い) |
上り | 334.5Mbps(非常に速い) | 456.17Mbps(非常に速い) |
何度か測り直しましたが、非常に速い、超速い判定でした。
満足です。(^o^)
ローカルネットワーク ipアドレスの違いに注意
今までPR-S300NE以下に接続されていた機種では「192.168.1.xxx」でローカルネットワークが構築されていましたが、Aterm WG2600HSより後ろに有線無線関わらず接続される機種のローカルネットワークは「192.168.10.xxx」 に変更されます。自動でipv4のDHCPサーバーを使用している場合は再起動すれば問題なくDHCPが再設定されるのでローカルネットワーク上問題ないですが、ご自身でDHCP手入力設定などでIPアドレスを設定されている場合はローカル上で接続できないなど問題が起きるので、そのあたりは注意して再設定してください。
ちなみに私はNASNEを手動設定していたので、今回最初繋がりませんでしたが、DHCP自動設定に変更し、再起動で問題なく192.168.10.xxxとなり、接続視聴できるようになっております。
無線ルーターをルーターモードじゃなくマニュアルとかでアドレス変えずに使うなら問題ないですが・・・まぁ変えたほうがV6プラスとWi-Fi速度など恩恵が多かったので今回は変更しました。
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